金沢港には石川県全域で獲れた四季折々の魚が一同に集まります。その中から、じゅうふく水産おすすめの新鮮な冬の魚をご紹介します。
ホッコクアカエビが正式名ですが、甘エビの名で広く知られています。舌の上でとろける味わいは、日本海ならでは味覚。最初はオスとして成長し、ふ化後4年目の春にメスに変わるという不思議な生態をもっています。
重福丸で水揚げされた【北陸の甘エビ】は、非常に重宝されております。
おすすめ料理:刺身、寿司種、塩辛など
白身の高級魚として名高いヒラメ。白身の肉は、春のタイにも比較されるほどです。
昔から「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、ヒラメは目が左に、カレイは右についています。
刺身、昆布締めなどに。「縁側」と呼ばれるヒレの付け根も食通に好まれます。
おすすめ料理:平目のちり蒸し・縁側唐揚げ・味噌汁
タラは年間50%ずつ体重を増やすほど大食いの魚です。大きいものは体長1メートル、体重20キロに達するものも。寿命は10年ととても長生きです。
産卵期にあたる1月~3月上旬が旬。
おすすめ料理:身は鍋物や昆布締め、頭やざんは澄まし汁に
海底に潜み、動きもせず餌をとるアンコウ。つぶれたような平たい体や大きな口などグロテスクな姿のわりに淡白な味で、冬の食卓には欠かせない魚です。
11月下旬から出回り、厳寒の時期が最もおいしい。
おすすめ料理:鍋物、刺身など
石川ではズワイガニの雌をコウバコガニと呼びます。能登の冬の味覚の王・女王です。特にコウバコガニの甲羅のミソや卵は独特の風味があり、食通に人気です。
重福丸で水揚げされた【加能ガニ(石川県産)】は、非常に重宝されております。
おすすめ料理:ボイル、焼ガニなど
ブリは出世魚で、生まれてから次々と名前が変わります。地域によって呼び方に違いがありますが、金沢ではコゾクラ、フクラギ、ガンド、ブリといった区別があります。脂がのったものは身がきれいなピンク色をしています。
重福丸で水揚げされた【石川の寒ブリ】は、非常に重宝されております。
おすすめ料理:刺身、照り焼き、ブリ大根など
一般にサバというとマサバとゴマサバの2種類ですが、石川県でとれるのはほとんどがマサバです。ビタミンやDHA、EPA、タウリンなどが多く含まれている栄養価が高い魚です。
おすすめ料理:塩焼き、しめさば、味噌煮など
シーズンごとのおすすめ旬魚を随時ご紹介していきます。お楽しみに。